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阿騎野・人麻呂公園
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平成7年(1995)、中之庄(なかのしょう)遺跡の発掘調査によって飛鳥時代(7世紀後半~末)の掘立柱建物跡や石敷溝、池などが見つかりました。
中之庄遺跡周辺は『日本書紀』、『万葉集』にみられる古代の「阿騎野(あきの)」の推定地であり、壬申の乱(672年)、天武天皇の行幸(ぎょうこう・680年)、軽皇子の遊猟(ゆうりょう・692年)等の記事に「菟田吾城(うだのあき)」として登場します。軽皇子の遊猟では柿本人麻呂が同行し、歌を詠んでいます。
発掘調査によって見つかった飛鳥時代の遺構群は、その内容や年代などから「阿騎野」の中心施設の可能性が高いことから阿騎野・人麻呂公園として遺跡の整備が図られています。
所在地 | 宇陀市大宇陀中庄76-1 |
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アクセス | 近鉄榛原駅より「大宇陀」行バス乗車。「大宇陀高校前」下車、徒歩5分 |