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篠畑神社
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『日本書紀』垂仁天皇25年条に、「天照大神(あまてらすおおみかみ)を豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)より離ちまつりて、倭姫命(やまとひめのみこと)に託(つ)けたまふ。ここに倭姫命、大神を鎮(しず)め坐(ま)させむ処を求めて、莵田(うだの)の筱幡(ささはた)に詣(いた)る。さらに還りて近江国に入りて、東のかた美濃を廻りて伊勢国に至る。」とあります。
垂仁天皇の皇女である倭姫命(やまとひめのみこと)は天照大神(あまてらすおおみかみ)を託され、この大神を鎮座させる所を求めて三輪山の麓から宇陀、近江・美濃をめぐり、伊勢に至って斎宮を建てたことが記されています。その後、今の伊勢神宮が成立したといわれています。
篠畑神社は、倭姫命が天照大神を祀った莵田の筱幡に由来し、伊勢へと通じる主要街道沿いにあります。最初に天照大神を祀った所は、西方約1kmあたりといわれていますが、現在に至るまでその祭祀は続いています。
所在地 | 宇陀市榛原山辺三2235 |
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アクセス | 近鉄榛原駅より「天満台東3丁目」行バス乗車。終点下車、徒歩20分 |