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伊那佐山
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山路(やまじ)岳ともよばれる標高636.9mの山で、山頂には式内社の都賀那岐(つがなぎ)神社が鎮座しています。旱魃(かんばつ)の時には、降雨を祈る行事(岳のぼり)が行われました。
『日本書紀』神武天皇即位前紀では、「楯(たた)並(な)めて伊那瑳(いなさ)の山の木(こ)の間(ま)ゆもい行き目守(まも)らひ戦へば我はや飢(え)ぬ嶋つ鳥鵜飼(うかい)が徒(とも)今(いま)助(す)け来(こ)ね」と謡われ、ここにある「伊那瑳の山」とは、伊那佐山と考えられています