ダリア
昭和25年、「夏の涼しい自然条件を利用して、花の栽培をしよう」と、故津田重三氏が、地元10数名とともにダリア栽培を始めました。品質改良にも情熱的に取り組み、「榛原の華」や「美榛」などの新品種を独自に生み出し、昭和32年の最盛期には、組合員数50人、15万球のアメリカへの輸出実績があります。
現在は、高井・比布・赤瀬を中心に40数戸の組合員で約12ha、200~300種類を栽培、切り花は7月頃と9~10月に出荷、球根は晩秋に収穫し、冬の貯蔵を経て春先から国内市場に出荷、年間約70万球を生産しています。